E.I アルトマン/S.A. ナマチャー、内堀節夫/黒沢義孝訳、『ジャンク・ボンド 高利回り債券の投資戦略』
- 作者: E.I.アルトマン,S.A.ナマチャー,内堀節夫,黒沢義孝
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 1988/02
- メディア: 単行本
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その他、メモ。
・78年には15億ドルだった高利回り債発行額は、85年には147億ドルになった。85年の金額のうち、62億ドルがM&Aのための資金だったとされる(いわゆるPEによるLBO以外のものも含む)。
・残高でみると、85年では公募債残高合計は3956億ドル、うち高利回り債は590億ドル(14.9%相当)。
・満期は短期化していて、78年には19年、85年には11年に。
・1978-1983年にかけて、高利回り債と政府長期債の利回りの差は3.60-3.74%程度。当時は政府長期債利回りが13%を超えることがあったため、高利回り債は17%を超えるクーポンを付けることもあった。