ジェノバは荒々しい感じの、いかにもな港町だった。けど、活気があっていい。さびれた港町ほどさみしいものはない。コロンブスはジェノバ出身なんだって。あと、アメリゴ・ベスプッチ（フィレンツェ）も、マルコ・ポーロもそういえばイタリア人だ。最近読ん…

今日はパルマでだいぶ雪が降った。午後にはだいぶとけてきたけど、ほんとに雪国で暮らしている感じになってきたなあ。そういえば、年末にスタッドレスタイヤ仕入れたら連絡してくれ、っていったタイヤ屋からいまだに連絡が来ない。商売っ気がないよな。それ…

毎週月曜日は、昼ごはん食べながらイタリア語のレッスンを受けている。今日は、少しレベルが上がって、上級のテキストを2ページ読んだ。ネタは、「Mammoni」っていう造語。イタリアでは、大学を卒業してもなかなか家を出ない子どもの数が増えてきて社会問題…

冬のイタリアは霧がすごいって聞いていたけど、確かにミラノ、パルマ周辺はすごい。火曜日に車を洗ったんだけど、水、木、金と車を運転したらすぐに汚れてしまった。霧で車が汚れるっていうのは意外だなあ。軽井沢の霧とか、きれいな感じだけどね、こっちの…

最初のころは近所のクリーニング屋を使っていたんだけど、ここがむちゃくちゃ高かった。ワイシャツ一枚5ユーロするのね。仕上がりも大したことないから、しばらく奥さんに家で洗濯してアイロンをかけてもらっていた。それはありがたいんだが、けっこう大変そ…

こないだ、朝、電車でParmaからMilanoまで行ってみた。二等の切符で指定された席に行くと、6人の部屋になってて、そんでみんなぐーすか寝てた。部屋にはそれぞれ壁があって、電灯とかも別で、独立した部屋みたいになってるのね。だから、ほんとに麻雀終わっ…

うちの大家さんには二人子どもがいて、兄はクロアチア人と結婚してオーストラリアで今働いている。娘の方はまだパルマにいるんだけど、最近大学で修士をとって、ブリュッセルのEU本部で働くことになった。パルマからEU本部で働く人が出るのは十何年かぶりら…

きのう会ったドイツ人から聞いた話。彼はイタリアにもう20年くらい住んでいて、イタリアの生活の方が長い。南イタリアでは、ワインを注ぐときに必ず手の甲が上に来るようにしないとならない。なぜか。昔、指輪に毒を仕込んで、ワインの瓶でつぶして瓶の下を…

パルマに帰ってきました。こっちの方が気温は低いけど湿度が高いからあったかい感じがするな。苫小牧出身の友達が東京の方が寒いと言っていたのはあながちうそではないかも。今日は、銀行に行ってきました。いま、わたしは東京からの送金・入金用のやつと、…

今週はひさびさに東京です。 東京はやっぱり都会だなあ。まず、SUICA、EDYの浸透度はすごい。電子マネーが浸透すると脱税とかがますます難しくなる。これが、イタリアで電子マネーとかITビジネスが進まない理由のひとつみたい。イタリアにはAMAZONがないのね…

クリエイティブ都市論―創造性は居心地のよい場所を求める作者: リチャード・フロリダ,井口典夫出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2009/02/20メディア: 単行本 クリック: 34回この商品を含むブログ (29件) を見る世界は「フラット化」しておらず、逆に…

今日は、Parmaから30KMくらい（Milanoからは100KMくらい）のところにあるFidenzaのショッピングモールのセールに行ってきた。すごい混雑で車もろくに停められない。Armaniのアウトレットで買い物したらレジの順番待つのに20分くらいかかったよ。まあ、前に並…

1883年同年生まれの二人の大経済学者の履歴や主著の解説。＜ピラミッドはいくつあっても、それがもたらす限界効用は逓減しない。だから古代エジプトは繁栄したのだ。それに対して現代の経済社会では、一つ鉄道が開通すればそれと並行して走るもう一つの鉄道…

日本銀行は信用できるか (講談社現代新書)作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/08/19メディア: 新書購入: 10人 クリック: 163回この商品を含むブログ (73件) を見るだいぶタイトルが挑発的でびっくりするが、本書の提言は建設的だと思う。…

ゼロ金利との闘い―日銀の金融政策を総括する作者: 植田和男出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2005/12/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 83回この商品を含むブログ (24件) を見る元日本銀行審議委員が書いた一冊。著者は1998年から2004年まで、…